気ままに走って自己満足🏍

お酒とバイクが好きなオッサンの独り言

■これまでの愛車⑤

こんばんわ。

休みがあった、いや、明日が休みなので更新です。

いや~、サムライジャパン強し!

私は野球をやってきた人間ではないのですが、息子が少年野球をやっていた影響もあり、現在は地元の草野球&ソフトボールチームに所属して、自称、宴会部長をやってます。そんなわけで、WBCを見て興奮してます。

明日は準決勝、先発は佐々木、カミさんが岩手県出身なのでなんとなく思い入れがあります。大谷に佐々木、いやいやその前に菊池でしょう!。2009の甲子園で衝撃を受けました。

 

では話題を変えて、これまでの愛車シリーズです。今回は後半が結構長いです。

5台目の愛車は「BMW K1」です。勿論中古です。

シートは張り替えてます。後ろは成田空港。

XJに飽きたわけではなかったのですが、何故か乗り換えてしまいました。シャフトドライブと言えばBMWだよな、と思ったのと、XJが地味だったので、目立つバイクに乗りたい、というのがあったもの事実です。

 

K1の存在自体は前々から知っていたのですが、乗りたくなったのが何故かこのタイミングでした。

 

これも10年以上乗っていました。息子が小=>中=>高=>大と受験のシーズン(小、中は違いますが)の時代だったので、あまり遠方には行けず(一応気を使って)、お決まりのコースは那須塩原=>会津田島=>猪苗代=>いわき=>常磐道、を日帰りで走る、というルートでした。(このころは既に茨城県人です。)

 

ご存知の方も多数おられると思いますが、シリンダーが進行方向に並んだ4気筒で、ヘッドが左側に横倒しになった奇妙なエンジンでした。

 

右曲がり:視線を向けただけでスッと倒れ込む、左曲がり:何等かのアクションを要する(私は左ステップ上を土踏まずからつま先に換える動作をきっかけにしていたように思います)、という左右で曲がる感覚が異なる(縦置きクランクなので当然ですが)バイクでした。駆動方式は当然シャフトで、右側にシャフト(現行モデルは左側のようです)がある片持ちです。

 

夏場はやはり暑かったです。ストーブを抱えて走っているようなものですので。ヘッドがある左側が暑く、ヘッド付近から出てくる風が左ひざ下を巻き込むように乱れて、夏場のツーリングではふくらはぎが真っ赤になっていました。

 

ツーリング先ではバス旅行しているおじいちゃん・おばあちゃんによく声をかけられました。また、すれちがうライダーから「なんだ~このバイク」というような視線も送られましたし、駐車場に止めていたら、「かっこわる~」と言われたこともありました。賛否両論(否の方が多いか)のバイクです。

会津磐梯山

そしてこのK1、私だけのストーリーがあります。(自己中な話です。)

 

近所に足がちょっと悪いおじいちゃんがいました(Aさんとします)。私がこのバイクを磨いたりオイル交換をしていると、笑いながら「あんたもすきだね~」とよく声をかけくれました。話している感じだと、Aさんはバイクに乗ってみたいという気持ちもあったようです。

とろこがその方、5年くらい前でしょうか、突然亡くなってしましました。

挨拶する程度でお付き合いがあったわけではありませんが、やはり知ってい方が亡くなると少なからずショックでした。

 

話は飛びますがこのバイク、Fフォークに点錆が出ていて、何回かFフォークのオイルシールを交換していました。今度漏れたら、F周りアッセンブリーで交換ですよと、お世話になっていたメカさんに言われていました。(だいたい25万円程度の出費です。)

→訂正です。アッセンブリーではなく、インナーチューブ関係で、工賃込みで20万円超でした。

 

その後、覚悟をしていましたが、フォークオイルが滲んでいるのを発見し、騙しながらバイク屋に乗っていき、修理しようとしていたところ、なんとセルモータが空回りしてエンジンがかからない・・・。何度か押しかけをしましたが、エンジンはかからず。

結局、このほかに調子を崩していたところもあり、K1から気持ちが薄らいでいったのも確かです。

 

でもそれ以外に・・・。

セルが故障してから数日後、突然頭に浮かんだのが、まてよ・・・、Aさん、俺のバイクをあっちの世界に持って行ったんじゃね~か。そ~だよ、そういうことか。

そう思ったとたん、直すのをやめようと決心しました。

→ ABS故障(ABSユニットが10万円以上だったと思います。)、エンジンとミッションケースの合わせ面の小さな穴からオイルの滲み等があり、不具合を全部直すと50万円以上かかる状況でした

 

K1から気持ちが離れたことも否定しません。

ですが、Aさんは向こうの世界でK1に跨りぶっ飛んでいることでしょう。

怒られてしまうかもしれませんが、「あの世で鬼でもぶっちぎれ」という感じでしょうか。

 

今回もオヤジの独り言にお付き合い頂きありがとうございました。(誤字、脱字があったらすいません。)